**第2章 さあ、京都で始めよう**
京都という土地柄、そこでの商売はどうなんだろう、という見方もあります。
「京都は排他的」というイメージを持っている人は、多いと思います。見知らぬ東京モノがのこのこ京都に出てきてゲストハウスを始めたりすれば、周辺の商業施設から歓迎されないのではないか、そんな不安があるかもしれません。
私自身、5年ほど前から京都で暮らしています。もともと関東の人間ですが、大学時代に京都で下宿していた関係もあって、たまたま京都に縁ができたのです。
これまでの5年間の経験で言うと、「京都は排他的」というのがはたして本当なのかどうか、実感はできていません。そういうところもあるのかもしれませんが、少なくとも私がビジネスのうえでそのようなことを感じた経験はありません。周辺の商業施設から嫌がらせを受けたり、「排他的だ」と感じさせるようなことが起こったりということも一度もありません。
やはりそこは、新しい地域で商売をスタートする「やり方」が大切である、ということでしょう。それはどこの地域でも変わらない要件だと思うのです。
もしも京都で民泊ビジネスを始めようとするなら、新しく設立する施設も、京都のその地域の一部となるわけです。その地域のマーケットになんらかの影響も与えることになります。そこの部分は、最初の計画の段階から考慮しておく必要はあります。
それは近隣住民や商業施設に対するマナー、協調、お付き合いといったことだけではなく、新しく始める民泊ビジネスにおいて、とても重要なことなのです。
詳しくは第3章で述べたいと思いますが、「京都ブランドをみんなで維持していく」とか、「周辺の商業施設と提携関係を結んで宿泊利用客の便宜をはかる」といった、地域との積極的な関わりを持つ姿勢が求められます。そこに、また民泊ビジネス参入の面白さもあると思うのです。
【注記】この記事は開発者Tが以前に執筆したコラム・出版準備した書籍原稿からのものです。内容は当時の法令・制度等に基づくものであり、現時点での正確性を保証するものではありません。最新の情報は本AI行政コンパスのチャット画面等でご確認ください。