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地域との関わりを積極的に考えよう

**第2章 さあ、京都で始めよう**

たとえば観光客にとって、大きなホテルや旅館にはない民泊施設のいいところは、より手作りの旅ができる、ということでしょう。食事にしても、ホテルの豪華な料理はおいしいとは思いますが、外国人観光客にとっては町中にある地元民でにぎわっている小さな居酒屋で食事がしてみたい、小さなラーメン屋さんで日本人と肩を並べてラーメンを食べてみたい、そういう思いも強いはずです。

ある中国人観光客は、豪華なホテルの料理は1日目は食べたのに、2日目は出された食事にはいっさい手をつけず、外食にしたそうです。中国のお金持ちのお客さんならではの行動かもしれませんが、その旅行者の気持ちはどこか理解できるのではないでしょうか。

民泊のいいところは、その地域に密着した「いろいろなこと」がしやすい、という点にあります。地元の人たちの暮らしを身近に見て、感じて、体験できる、ということなのです。

たとえば、外国人観光客(とくに中国人)は日本のコンビニが大好です。日本人もコンビニをよく利用しますが、それは好んで使うというよりもただ便利だからでしょう。しかし外国人旅行者は、コンビニに行くことが楽しいようなのです。

そのあたりの感覚は日本に住んでいる人間にはなかなかわからない、ということは前提として理解しておくべきだと思います。

いずれにしても、民泊施設を始めたことで外国人観光客がたくさん日常的にやって来るようになると、近隣のお店にもお金を落とすようになる、ということです。近隣商業施設と何らかの提携関係をつくって、宿泊客のメリットになるようなサービスを提供できれば、近隣も喜ぶし、地域全体で盛り上がることができます。もちろん、民泊ビジネスのためにもなるわけです。

この地域との提携のお話も、あとの章で詳しく述べてみたいと思います。

【注記】この記事は開発者Tが以前に執筆したコラム・出版準備した書籍原稿からのものです。内容は当時の法令・制度等に基づくものであり、現時点での正確性を保証するものではありません。最新の情報は本AI行政コンパスのチャット画面等でご確認ください。