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行政書士の仕事は「役所を直す」こと

**第4章 許可が下りなくても、あきらめないで!**

民泊の許可手続の代行は、現状では行政書士に依頼するのが適当ということになります。

行政書士は「市民と行政の橋渡し」の役割を果たしていると言われます。たしかにわかりやすい表現だとは思います。しかし、行政書士の役割は「役所の意向を周知徹底すること」だけにあるわけではないし、依頼者を「役所の言う通りさせる」ことでもありません。

むしろ「市役所のこういうところは利便性が悪い」とか、「こういうことへの対応が不十分だ」といった市民の声をしっかりと行政に伝え、改善に向けて働きかけ、結果として行政を修正していくというところに、行政書士の本当の存在価値があるのだと思います。

そのような行政書士による双方向への「橋渡し」は、市民から喜ばれる役所をつくっていくために不可欠なことです。役所にとっても、私のようにいろいろと物言いをし、また注文をつける行政書士は、向上のために必要な存在としてありがたがっていただいて然るべきと思っています。

私は前述の財団法人で、公務員向けの研修も行っています。いろいろな問題点を指摘して対策を考えるだけでなく、そこから派生して「このような条例をつくったらよいのではないか」ということまで提議しています。

役所にいる一人ひとりの職員が「市民ありきの役所サービス」を前提に毎日の仕事をしていただくことは、そのまま市民のためになりますし、そうなっていただくことはオールラウンドを目指す行政書士の仕事でもあると考えているからです。

【注記】この記事は開発者Tが以前に執筆したコラム・出版準備した書籍原稿からのものです。内容は当時の法令・制度等に基づくものであり、現時点での正確性を保証するものではありません。最新の情報は本AI行政コンパスのチャット画面等でご確認ください。